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第15話 北東部の丘へ ~アグリサイド~

ผู้เขียน: 光命
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-03-20 17:57:36

シルフィーネ村の長のアウラさんに北西部の状況を報告した翌日。

アウラさんが教えてくれた北東部の丘にある社を探しに向かった。

ゾルダは相変わらず剣の外には出てこない。

出てこないだけならいいけど、さっきから何かしら考え込んでいるようだ。

「うーん……

 どうじゃったかのぅ。

 なんかこういうことが前にもあったような気がするのぅ……」

それにしても大きい独り言だ。

「ゾルダ、何を考えているのか知らないけど……

 頭の中に声を響かせるのはやめてくれないか」

ガンガンと脳の中をこだまするような感覚で声が聞こえるのでたまったものではない。

「ん?

 おぬしにも聞こえておったか。

 そんなつもりではなかったのじゃが……」

最近は剣の中にいても、ゾルダの声がはっきりと聞こえるようになってきた。

レベルがあがってきたことと何か関係があるのかな。

勇者としてのスキルはまだいまいちわからないが、魔王とリンクしやすくなってきたのは勇者のスキルなのかな……

そんなことはないか。

「さっきから何を考えているんだ」

それだけ悩まれるとこちらも気になってしまう。

「いや……

 ウォーウルフにグリズリーだがのぅ……

 どこかで一緒にいるのという話があった奴らじゃったと思うのじゃが、思い出せんのじゃ」

以前に何かあったのかな……

「それはゾルダが魔王をしていた頃の話か?」

何の事か、ゾルダに確認をする。

「そうじゃ!

 だしかゼドだったか、シータだったか……

 話を聞いた覚えなのじゃが……」

魔王時代の話なのかもしれない。

「ゼドは確か現在の魔王だったけ?」

以前聞いたゼドの名前が出てきたので、ゾルダに聞き返す。

「そうじゃ。

 あやつはワシの直属の部下4人に次ぐ奴じゃったが……

 考えておったら、あやつの顔を思い出してきた。

 ワシをこんなことにしおって。

 ムカつく」

ここでムカつかれても困るんだけどな。

本題はウォーウルフとグリズリーの組み合わせのことなんだけどな。

「ふぅっ……

 話がずれてきてるって。

 今、考えていたのは魔物たちの話じゃなかったけ?」

話を元に戻すために切り返す。

「そうじゃった、そうじゃった」

思い出したかのように声をあげるゾルダ。

「そう言えば、シータっていうのは誰?

 初めて聞く名前だけど」

「おおぅ、シータはのぅ……

 ワシの直属の部下の1人で、その中では一番弱
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